サーボモーターで何が出来るのか?

2021年08月14日

ピックアンドプレースユニットのような装置の駆動源として使用されることの多い、サーボモーターですが、汎用モーター(インダクションモーター)と比較して、何が違うのでしょうか?

モーターの内部構造(コイルとマグネットの配置)も異なりますが、一番異なるのは、(ロータリー)エンコーダーを持ち、モーター自身が位置を把握できることです。
そして時間当たりの位置の変化量から速度(回転数)を計算することが出来ます。
これによりサーボモーターは目的の位置へ狙った速度で対象物を移動させることが出来ます。

サーボモーターを使用する際は、下記のようなシステム構成で使用されます。
サーボモーターで何が出来るのか?

機械や制御盤を覗いて見えるのは、赤く囲んだ機器とそれらを繋ぐケーブル類になります。
PLCとコントローラーは一体の場合やベースユニットにスロットとして装着されています。
ドライバ(アンプ)は制御盤内に、モーター、エンコーダーは機械に装着されています。

PLC(コントローラー)はドライバに対して指令を出します。
ドライバはその指令に従って、モーターに電流を流し回転させます。
モーターが回転すると、機械は移動しエンコーダーから信号(パルス)がドライバに伝達されます。
(帰還パルス)ドライバは指令との照合を行い、過不足があればその分を再び電流としてモーターに流します。

以上のような制御を1ms(1/1000秒)以下のサイクルで繰り返しています。

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Posted by ranelte  at 16:36 │Comments(0)

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