サポート材が必要となるモデル形状

2022年05月24日

3Dプリンターでものづくりをする場合、どのような形状のモデルに支えが必要になるのでしょうか?

結論から説明すると、支えが必要な形状は(1)オーバーハング(2)ブリッジ(3)ホールです。支えが必要であるかの判断は高品質なモデルづくりには欠かせないので覚えておきましょう。
サポート材が必要となるモデル形状

オーバーハング
オーバーハングとは、下の階の層より上の階の層が広くなっている構造をいいます。

T字型のモデル:横棒の部分が宙に浮いているため、崩れないように支える必要がある
Y字型のモデル:上の階の層が広いため崩れないように支える必要がある
機種により異なりますが、一般的に45度以下の傾斜であればサポート材は必要ありません。お持ちの3Dプリンターが何度まで耐えられるか測定したい場合はオーバーハングテストを受けることで分かります。

ブリッジ
ブリッジとは、橋のような構造をいいます。H字型の造形物のように、橋のように架けられている箇所をいいます。支えずに造形を始めると橋の箇所が垂れ気味になるため注意してください。そのため、ブリッジの構造の造形物をつくる場合にもサポート材を使用します。
サポート材が必要となるモデル形状

ホール
穴が開いている造形物を作る場合にもサポート材を使用します。穴を開けたい箇所をサポート材で作っておき、固化した後にくり抜いていくのです。このような方法で穴が開いた造形物がつくれます。

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Posted by ranelte  at 15:23 │Comments(0)

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